Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界
最近読んだんだけど、全てをblob型で扱うデータベースBigTableやMapReduceなど、
これからのスケーラービリティを必要とするアプリケーションに不可欠そうな技術が大変興味深い。
しかし、それらよりも一番衝撃的だったのが最後のディスクの故障率についてのレポートで、
「稼働中の温度を下げれば下げるほどHDは壊れやすい」というところ。
最も安定して故障率の少ない温度が35℃〜40℃付近で、
そこからどんどん温度を下げていくと20℃前後では40℃前後に比べて実に5倍以上の故障率となる。
今まではただ下げれば良いと考えていたけど、外部ストレージなどはある程度の温度の確保が
コストダウンに有用かもしれないということか。