Ubuntuを9.04にアップグレード

Ubuntu9.04 jauntyがリリースされてからしばらく経って、そろそろ情報も出てきたのでアップグレードする事にした。
環境はThinkpad X60でUbuntu8.10が入っている。
アップデートマネージャよりパッケージを最新状態にし、「9.04へアップグレード」ボタンを押す。


時間は1時間ちょっと要したが特に問題無く終了。
途中でmysqlとsambaの設定ファイルの更新について聞かれたが、元の設定ファイルを待避して共に最新化。


日本語入力にATOKを使っているので、アップグレードの最後のクリーンアップで不要パッケージの削除は「そのまま」を選ぶ。
これをしないとATOKが削除されてアプリが起動しなくなり、ATOKの再セットアップが必要だったりと面倒臭い事になるようだ。


8.04から8.10にアップグレードした時はネットワークとかいろいろ問題が起きたが、今回は全然問題も起こらず快適そのもの。



・・・のはずだった。


アップグレード後、システム>システム管理>不要パッケージの削除
を選んでクリーンアップ時に削除できなかったパッケージの削除を試みる。
ズラリと表示された不要パッケージの中から以下のパッケージを除外。

  • atokx
  • iiimf-gtk
  • iiimf-x

多分消すと面倒臭そうな気がする。


それ以外はまとめて削除。
すると更に1回目に表示されてなかったパッケージが不要パッケージとして表示された。多分1回目消したパッケージが依存していたものだろう。
中にはAnthyなんかも含まれていたように見えたが気にせず全削除。
マシンを再起動してみると、、、何か変だ。
全てのメニューが英語になっている??


FireFoxを立ち上げて調べようとするも日本語入力すらできない。。。
ここで少し後悔しそうになったが、とりあえずVirtualBoxを起動して、仮想マシンWindowsを動かしてみた。すると普通に日本語が入力ができる。
これで調べることできる。


どうやら日本語パッケージをまとめて削除してしまっていたみたい。
Synapticを立ち上げ以下のパッケージとその依存するパッケージをインストール。

  • language-support-ja
  • language-pack-ja
  • language-pack-gnome-ja


再起動すると無事元の環境に戻りました。
しかも不要パッケージも整理できて結果的にむしろ良かったかも。


アプリの設定類もそのまま引き継がれている。テーマですら。
感覚的に何か変わったというほど何も変わってないような気がするが、ネットワークの接続が早くなったかな?
あとメッセージのアラート表示が綺麗になったのは良い。