GTUG Android Hackathonに行ってきた


もの凄く久しぶりのblog更新。
勉強会への参加をきっかけに始めたこのブログだが、前回のエントリから実に2ヶ月近く更新がなかった。
これまで勉強会等への参加の際は大体Blogの更新をしていた。


つまり勉強会の参加自体があまりなかったという事の表れ。
もうちょっとがんばらないといけないな。



昨日、京都GTUG(Google Technology User Group)主催のAndroid Hackathonに参加してきた。
事前に勉強会2回とミーティング1回で4回目の参加。


事前ミーティングで参加者をいくつかのチームに分け、当日チーム毎にandroidアプリを作るというイベントだ。
私の入ったチームはGeoLocationチームというところで、GPS情報を使った何かを作るというチーム。


事前ミーティングの際に決まったアプリの内容はこう。


「移動中のロケーション情報を元に様々な情報を取得しそれを一覧やGoogleMap上に表示する。」


様々な情報というのは例えば、位置情報に関連づいた写真やコメント等。
それらをあたかもメールを受信するかのようにリストに溜めていく事ができ、あとで移動経路上にあったいろんな情報を見て楽しめるというもの。


今回は時間も限られているので取得する内容はFlickrAPIを利用しての写真に絞る事にした。
当日は誰が何を作るかなどの担当分けはせず、とりあえず各自が思い思いに作ってみてあとで何とかしようというノリでやってみることに。
結果、案の定というか当然ながら各自が作っている箇所が被りまくり。
中には3人で同じ箇所を作ったりしていた。


まぁ何かを完成させて表彰されたいというより、新しい技術に触れていろんな事をしてみるのが楽しいというのもあったのでそれぞれ自由にできて良かったのかもしれない。
もちろん結果は何の賞もとれなければ、最後の発表も準備をほとんどしてないのでグダグダなのは言うまでもない。
間違いなく今回のHackathonで一番纏まりが無いチームだったと思う。


それでも後の懇親会ではチームのメンバと技術の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。
皆さん技術が本当に好きなようでいい刺激をたくさん受けました。



ところで開発したアプリの方はというと未完には終わったものの、私はandroidから現在のGPSの変更イベントを受け取りFlickrGPS情報を送り、写真の一覧を受け取りリストに表示するというところまで作成できました。


いろいろ調べながらの為思いの他、時間はかかりましたが一番の嵌りどころはAndroidマニフェストパーミッションの設定を記述するところ。
GPSを使う為にはAndroidManifest.xml

<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION"/>

の記述を。
インターネットにアクセスする為には

<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET"/>

の記述をする必要があります。


しかもこのパーミッションの設定は実行時にエラーを返すわけではなく、アプリの起動が出来なくなるだけでなくそのエラー内容も吐いてくれません。


その為、プリントデバッグでどこまで走ったかを突き止めようとしたのですが、対象のクラスがロードされた時点でエラーとなるので、例えGPS情報を取得するコードの呼び出し部分をコメントアウトしてもエラーとなりその内容が不可解なので無駄に
ログ出力処理埋め込み → 実行
を繰り返し時間を浪費しまくりました。

せめて「パーミッション」が無いなどのエラー内容を表示して欲しいところですね。


次回のGTUGのhackathonは話題の「Google Wave」になるだろうとの事です。
予定が合えば是非参加したいと思います。


参加者の皆様お疲れさまでした。
また主催して頂いたスタッフの皆様、心よりお礼を申し上げます。