EclipseでPerl CGIのデバッグ環境の構築

仕事で必要だったのでメモ。

OSはWindowsEclipseは3.3を使う。

ActivePerlのインストール

http://downloads.activestate.com/ActivePerl/Windows/
より最新バージョンのインストーラをダウンロード。
インストーラを起動してウィザードに従いインストール。

PadWalkerのインストール

http://e-p-i-c.sourceforge.net/downloads/より最新のzipファイルをダウンロード。
zipファイルを展開するとsiteというディレクトリができるので、
ActivePerlのインストールディレクトリにコピー。
コマンドラインから"ppm install PadWalker"と入力する事でもできるっぽい。)


【ここからEclipse上での作業】

EPICプラグインのインストール

更新マネージャからEPICプラグインをインストール
ヘルプ>ソフトウェア更新>検索及びインストール
更新サイトにhttp://e-p-i-c.sourceforge.net/updates/testingを追加。
検索してインストール。プラグインの反映には再起動が必要。

EPICにperlの実行ファイルの設定

ウインドウ>設定>PerlEPIC
Perl 実行可能ファイル欄に ”%ActivePerlのインストール先%\bin\perl.exe” を入力。
OKを押してダイアログを閉じる。

 

Perl CGIの実行構成を作成

Perlプロジェクトを作成し、適当にcgiファイルを作る。(仮にindex.cgiとする)
中身は何だっていい。

#!/usr/bin/perl
print << "EOT";
Content-Type: text/html

Hello World!
EOT
exit(0);

とりあえずこんな感じで作ってみた。


次にプロジェクトルートで右クリック>実行>実行ダイアログを開く を選ぶ。
左側のツリーのPerlCGIをダブルクリックすると『新規構成』ができるので選択する。
名前は任意で変更して構わない。
Mainタブのプロジェクト欄に”参照”ボタンから作成したプロジェクトを選択する。
Web Serverタブを選択し、真ん中のHTML開始ファイルに作成したindex.cgiを選択する。
これで実行環境のセットアップが完了。


実行ボタンをクリックするとデフォルトブラウザが立ち上がり、
画面にHello Worldと表示されれば成功。

デバッグ実行

デバッグ実行はcgiのソースに適当にブレークポイントを貼って、
実行ダイアログの代わりにデバッグダイアログから実行するとブレークポイントでちゃんと止まってくれてステップ実行もできる。



このプラグインの便利なところはWindows上で実行してるにもかかわらず、
cgiファイルの先頭に書いた/usr/bin/perl というperlの実行ファイルパスを無視してくれるところ。
本番運用に影響が出ないのがありがたい。