LANDISKの復旧
知人からIOデータのLANDISKを譲り受けたので、
早速ネットワークに接続してブラウザから管理画面を開いてみると、
エラー画面が表示される。
しかも知人のドメイン名と思わしき文字列も表示されている。
本体のリセットボタンを押しても変化なし。
これは玄箱ハックの類に違いないという事で、
まともに使えるようするべく調査開始。
以前に玄箱ハック関連のネット記事を見たことがあり、
内部はlinuxカーネルがベースというのを知っていたので、
おそらく同じようなもんだろう。それならなんとかなりそうな気がする。
何にせよまずはアクセスしてみないことには話にならない。
telnetなりsshなりリモートアクセスする為のサービスが動いてないか、
ポートスキャンをしてみるとtelnetが動いている事を確認。
とりあえず繋いで、まずはapacheのルートディレクトリへ。
どうやらvirtual hostの設定が追加されている模様。
幸いデフォルトの設定ファイルが残してあったので、
それと入れ替えようとするが
「書き込みのできないファイルシステム」
と出るばかりで、置き換える事ができない。
wiki等でハック手順を眺めていると、
まずはファイルシステム全体を書き込みが
できるようにマウントし直す必要があるようだ。
そこで以下のコマンドを入力
mount -o remount, rw /
すると普通に書き込みができるようになったので、
デフォルトの設定ファイルと置き換えて管理画面を再表示してみると
見事に表示された。
あとは管理画面からシステムの初期化とフォーマットを行い作業完了。
NASのハックも意外と簡単そうな感じですね。
それはそうと知人も普通には使えないんなら先に言っといてくれたら良かったのに。
最初、訳分からずにイライラしてしまったではないか。
まぁ新しい事やってみるきっかけになったから結果的には良かったんだけど。