Ubuntu導入記

最近、愛用のThinkPad X60Ubuntuを導入したので、その経緯と過程を記録としてメモしておくことにする。


元々Windows Vistaが入っていたのだけど、あまりに動作が遅く、
サービスパックの導入で劇的な改善を期待していたが、あまり効果が見られなかったのと、
以前からUbuntuを導入してみたかったのもあって今回OS入れ替えに踏み切る事にした。


とはいえ元から入ってるVistaを完全に消去するというのももったいないので
今回はHDディスクを交換し、そこにインストールすることに。

OSインストール

Ubuntuのイメージをダウンロードし、CDへ焼く。
そして新規に購入した2.5インチのノート用HDを別のデスクトップマシンに接続。
SirialATAなので変換コネクタなども必要なく既存のデスクトップに接続できた。


あとは普通にCDを挿入して電源を入れインストール。
ウィザードに従うだけで普通に迷う事なくインストール完了。

まずはデバイス関連

起動してみるとキーボード、マウス、ネットワーク、全てが普通に動く。
キーボードはボリュームコントロール、ファンクションキーまでも動く。
ドライバ関連はほとんど問題ないっぽい。
ただ、一つだけ問題があってトラックポイントでのスクロールが効かない。


これは以下のコードを/etc/X11/xorg.confに追記する事で解決。

#Driver "mouse"
#の下に以下を追記
Option "EmulateWheel" "on"
Option "EmulateWheelButton" "2"
Option "YAxisMapping" "4 5"
Option "XAxisMapping" "6 7"

追記後はXWindowの再起動が必要。


デスクトップのカスタマイズ

テンションを上げる為にもせっかくなので先にUbuntuならではの機能を使えるようにする。
まずはデスクトップを3Dに。


システム>設定>外観の設定 から視覚効果タブの追加効果を選択。


Synapticパッケージマネージャで以下のパッケージをインストール。

  • compizconfig-settings-manager
  • fusion-icon
  • emerald


システム>設定>Advanced Desktop Effects Settings を開く。
カテゴリ-一般 のGeneral Optionsを開き、Desktop SizeのHorizontalを4〜6程度に。
カテゴリ-デスクトップ のRotato Cubeにチェックをいれる。
これで Ctrl + Alt + <左|右>で仮想デスクトップの切り替え時に
サイコロが転がるようなエフェクトがかかるようになる。


カテゴリ-ウインドウ・マネジメント のシフト・スイッチャーにチェックをいれる。
これで Super(windowsボタン) + Tab でタスクの切り替え時に立体的に
ウインドウを全体を表示しながら切り替えられる。
Vistaのフリップ3Dとかと同義の機能。


これだけで随分と格好良くなりました。
あと、ついでにデスクトップの壁紙も変えてみました。
壁紙も今は画像検索のおかげで欲しいものがすぐに見つかりますね。
何故か今のところ「工場萌え」なテーマになってます。


こんな感じで当分はカスタマイズ、環境構築で楽しめそうです。