yhara氏によるトークセッション
id:yharaさんが「Rubyで作る奇妙なプログラミング言語」の出版記念に
トークセッションを開くという事で見に行ってきました。
参加者は勉強会やセミナーで見た事のある顔ぶれがほとんど。
プレゼンのテーマは
「本の内容について」と「松江市について」、「ジャグリング」
の3つでした。
まず最初はジャグリングの事で、曰くプログラマとジャグリングには
繋がる何かがあるのでは?との事です。
ただ一見、今回のプレゼンとは全く関係の無さそうなジャグリングの話題から、
見事に今回の本の内容へと自然な流れで話題を繋げたところは流石です。
そして話題は本書の内容について。
まだ読んでいませんが、聞いてると非常に面白そうでした。
もうじき長期休暇に入るのでその時に一気に読み上げようと思います。
最後に松江市とmatzについての話でした。
内容は以下のとおり。
- 松江市では毎月、自治体主催でオープンソースサロンというのを開催。
- 自治体が支援しているオープンソースはrubyくらいのもの。
- 松江市ではrubyを名産品にしようとしている。
- 島根のあたりではカフェのマスターでも松江市に有名なプログラマが住んでいるというのを知っているらしい。有名なプログラマってのはもちろんrubyのmatz。
とにかくオープンソースにとっては、かなり熱い都市だということですね。
セッションのあとにはサイン会があったので、
私も買った本にサインをしてもらいました。
この本はyharaによるとrubyの2冊目の本として最適(半分ネタ?)らしいので、
rubyを知っている方は是非どうぞ。
2009/1/3 追記
正月を使って一気に読み終えました。内容はというと、かなり面白かったです。
ネタ系かなと思いきや、言語処理系の実装についてかなり実用的なところまで踏み込み、そして初心者にもわかりやすく噛み砕いて説明してあります。
これを読んでから以前に作ったscheme処理系をリファクタリングしてみようかなと思いました。
プログラミング言語に興味あるけど二の足を踏んでいるって人に是非オススメの一冊。